しがない長女の備忘録

日々生きるのに必死

甲状腺に異常あり

甲状腺って言われてどこだかすぐに分かる人はどれ位いるのだろうか。

ちなみに私は知らなかった。

喉らへんをガシガシ触られたから、扁桃腺の聞き間違いかと思って「甲状腺ですか?扁桃腺ではなく?」と言ったら「甲状腺であってるよ」と何言ってんだコイツはみたいな顔で返された。アラサーだって知らない事位ある!というか大体知らない!なんでも知ってるね、なんでもは知らないわ、知っている事だけってね!!

 

そんなわけで今日は甲状腺について。

甲状腺に異常がある、腫れがあるなどと言われて精密検査を受けに行かねばならない人に読んで欲しい——いや、読んだ事で多少なりとも恐怖を覚える人がいるかもだから、知ってないと嫌!って人以外は読まない方が良いかもしれない。そこら辺は自己責任で。

 

 

 

きっかけは健康診断の問診だった。

甲状腺が腫れている。なんとか筋腫とかなんかモゴモゴ言ってたけど、とにかくその知らない部位に異常が見られるから精密検査を受けろとの事。

面倒だな~と思いつつ、数日後に甲状腺クリニックの予約を入れた。

当日の流れとしては、採血⇒甲状腺のエコー⇒例の異物の採取って感じだったと思う。このね、異物の採取が最悪だったの……!!

正直色々ショックすぎて誰が誰とかはっきり覚えてないので雰囲気で察していただきたいんだが、よく妊婦さんがおなかにエコー当ててみるみたいな感じで喉にグリグリやられてたわけですよ。そしたら、しばらくして先生らしき人が来て「これからその異物の中身を抜きます。抜いたものを調べて悪性か良性か調べる為です」と説明しながら同意書を渡してくるの。

すごいざっくり言うと何かあっても責任とれませんみたいなやつだった。バンジーとかやる時に書く念書みたいなね。最悪抜かないって言えただろうけど、お前調べに来たんだろ??って感じじゃん?注射刺されるくらいなら放置するってか?みたいな。そんな考えが頭の中を行きかう。

もうほとんど同意しろやみたいなその紙に名前を書いたら、さて想像もしていなかった喉(甲状腺)への注射です!!!!

 

「刺している間は喋ったり、つばを飲み込んだりしないように。刺しますって言いますが、返事しないで良いですからね」という問いかけに「分かりました」と答える暇なくぶっ刺される。違和感はあるも、とりあえず終了——かと思いきや二本目も刺される。そう、この二本目が痛かった!!!!あ゛ーって言いたい。歯医者なら手を挙げたいってなる程度の痛み。でも、大人なので耐えた。というか、足ばたつかせる位しか意思表示が出来ない状態だったし……

 

数分前の私はまさか喉に注射器をぶっ刺されるなんて思ってもみなかったから、とにかくショックでチーーンってなってたんだけど、何かあった時の為にと小一時間程待機させられて、その後問診。

結果は二週間だかそれ位先だと言われて、病院を後にした。喉にでっかい絆創膏みたいなのを貼り付けて。

 

 

結果は良性だった。

「これは予防出来るものですか?」と聞いたら「いきなり事故に遭うのと同じようなものだから」というどうにも出来ないという回答をいただいた。

調べればいくらでも出てくるとは思うけど、甲状腺のトラブルって大半が女性らしい。確かにクリニックも9割女性だった。男性は初診と再診の時に一人ずつ見た位。

ストレスが原因で出来たりするとの事だが、この世の中でストレスが原因に入ってない病気挙げる方が無理じゃない?何調べてもストレスストレスストレス!!こっちだって好きでストレス抱えてんじゃねえんだわ!!住みよい社会にしてくれ!!って感じ。

まあ、私の場合父方の母が甲状腺やらかしてたような気がする~~って母が言ってたから、遺伝の可能性はある……本当遺伝子ってどうしてこうも負の寄せ集めみたいなのばっかなんだろう。私も橋本環奈みたいに遺伝子で成功する人生を送りたかった……!

 

そんなわけでそろそろ三ヶ月健診とやらにいかねばならないんだが、数日前にゴルフボールより一回り小さい位の異物がある事に気付いた。

この間はあ~~~これ?これなの?みたいな程度だったのに、今回ははっきり分かる。立派な喉ぼとけのある男性と張り合える位主張してやがる。困った。

とりあえずまた喉に注射器刺されるのは確定だろう……とほほである。強く生きたい。本当健康第一。何にも代えられないもの=健康!!!!